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August 31, 2006

善通寺市立東中学の校舎が危ない-議会の形骸化ー

  耐震検査の途中で、東中学の校舎が
 老朽化のため使用には耐えられないくらい
 危険であることが分かった。
 そこで、市は二学期からは、
 他の場所を使用して授業をすることとした。
 プレハブの仮校舎を建てるのにも
 3ヶ月間ほどの期間が必要なので、
 それまで、中央小学校などを使って
 授業をおこなうというのである。
 昨日(8月29日)、緊急の全員協議会が
 開かれ教育委員会より報告されたのである。

  プレハブ建設については専決処分でやるので
 了承して欲しいとのことであった。
 「専決処分」とは
 議会の議決を要する事項について、
 議会の議決を経る暇がないような緊急の場合には、
 その議決なくても行政の執行ができ、
 後日、議会の承認を得ても
 いいという制度である。

  ところで、今回のプレハブ建設費は1億5千万円ほどだという。
 約100億の予算規模の善通寺市にとっては
 大きな金額である。
 臨時の全員協議会を開き、事前に専決処分を
 するからよろしくと要請するだけの「余裕時間」が
 あるのに、
 なぜ、正式の議会を開かないのだろうか。

  善通寺市の議会は「眠っている」と
 揶揄されるようになってから、久しい。
 今回のやり方も、
 大事なことが、正規の議会ではなく、非公式の
 全員協議会などで実質「決められ」てしまうという
 市議会の問題点をうきぼりにした処理であった。
 他方、正規の議会は一つのセレモニー、儀式の場と化している
 のである。

  宮本常一の「忘れられた日本人」(岩波文庫)の冒頭
 「対馬にて」での話だ。
 筆者が古文書の借用を申し出たとき
 それを決めるのに二日も要してじっくりと話し合って
 結論が出たことが紹介されている。
 このように、じっくりみんなが納得するまで話し合う慣わしは、
 この村だけではないという。
 これを封建遺制というなら、
 封建制の方が近代民主社会よりも
 より民主的社会であったという逆説が成り立つ。

  現代社会には、こんなゆったりとしたやり取りをする
 余裕などないようだ。善通寺市議会も、やたらと
 時間制限を課する。
 これは、善通寺市議会に限ったことではないだろう。

  善通寺市議会もふた昔ほど前は、今ほどに
 時間制限を課すことはなかったらしい。
 夜にまでずれ込む議会もあったと聞く。
 いま、それを想像することすら難しい。

 どちらがいいか。
 あれかこれかと簡単に結論づけられないだろう。
 それぞれに長短はある。
 しかしながら、現在の善通寺市議会には
 簡素化・スピード処理の欠点が強く出すぎているように思われる。

                06.08.30記
      
 

 
 
 
 
 

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August 26, 2006

遠野物語で有名な遠野市へ 

 
 遠野市の中心市街地活性化への取り組み

 委員会(建設経済委員会)の研修で、岩手県の遠野市へ行きました。
 遠野市は柳田國男の遠野物語で有名な地です。
 JR花巻駅から釜石線で約1時間の所にあります。
 人口約3万の静かな町です。

 面積が826キロ平方メートルと善通寺の20倍強の広い市です。
 観光で訪れる人は年間190万人で、
 内、泊り客は6万人とのこと。

 この町も全国の趨勢と同じく、
 大型店のバイパス沿い出店・消費者の市外流出により
 中心市街地の空洞化が進んでいます。
 これを何とかしようと市街地活性化の
 様々な取り組みがなされていました。

 活性化への取り組みは全国どこも
 よく似たようなことをやっています。
 国の施策に基づいているのですから、
 似たものになるのは当然ですが
 ここでも状況は同じようでした。
 たしかに、民話の里遠野の特色を生かした
 方策が試みられていますし、善通寺と比べれば
 それなりの成果を上げてはいます。
 しかし、空洞化を押しとどめるのは
 むつかしいとの印象を受けました。

 び繕策策ではない急所を押さえた施策が
 必要なのではと思いました。

 ある飲み屋での話し。
 「観光客が多いんでしょうね」
 「いや、地元の人が大半です」
 「最近の景気は?」
 「お客が少なくなりました」
 「どうして?」
 「近在の農家の人が飲みに来なくなったのです。
  以前は農家の人がよく来ていたんですが。
  これだけ、米の値段が下がっては、
  飲みに来る余裕もないのでしょう」
  
             06.08.25記

 
 
 
 

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August 22, 2006

格差社会

 先日NHKはワーキングプアーの特集番組を流した。
 格差が全国的に広がっているようだ。
 
 昨日、であった人のこと。
 年のころは60歳すぎの女性である。
 アパート住まいの一人暮らし。
 一ヶ月の収入が6万3千円、
 家賃が3万8千円で、l光熱費が1万数千円かかると言う。
 残るお金は1万円程度。
 国民健康保険の保険料滞納で、保険証の交付がない。
 歯が痛くて、医者に行きたいのだけど行けないという。
 これでは、保険証が使えても、医者にかかるのは不可能だ。

 こんな暮らしをしなければならない人が、2006年の善通寺の町にいるのである。 
 「生活保護の相談をしましたか?」
 「みんなに迷惑をかけるのはつらい」と生活保護の話にはしり込みする。
 「仕事がなかった時は、川に流れてくる、キュウリやなすびを拾ってました」
 
 村上ファンドや堀江モンの話は
 宇宙人のような感じがした出会いであった。
             06.08.21記
 

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August 21, 2006

心入れ替え、第一報

 
 随分と休眠状態を続けすぎました。
 心入れ替えて、こまめに書いていきます。
 議会情報、市政情報の公開に勤めます。
 
 ではその第一報
 先日の全員協議会での話。
 自動車教習所、民間業者に売却。
 教習所は、過って市が直営して言いましたが
 現在は民間業者に委託して運営されています。
 市全額出資の会社を作り、その運営を民間業者に委託しているのです。
 今回は、この100%市出資会社(教習所)を売るという話です。
 つまり、市の持ち株を現在運営を任せている会社に売るということです。
 その価格は三千万円とのことです。
 「競争入札でなく、運営を委託しているところに売ってしまうのに問題はないのか」
 との疑問視する意見もありました。
 9月の定例議会に売却の議案が出てくるでしょう。
                     06.08.21記
 
 

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